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「2008年8月8日は神聖な日」 『五輪停戦』呼びかけで中国
このニュースのトピックス:北京五輪
【北京=藤本欣也】中国は9日、国営新華社通信を通じて、戦闘を続けるロシアとグルジアに対し、「2008年8月8日は神聖な日であり、北京五輪の開幕により世界は五輪の期間に入った」と指摘、五輪精神を尊重して大会期間中の「五輪停戦」を呼び掛けた。国連の潘基文事務総長も7日、北京五輪の期間中、世界各地で戦闘行為を中断するよう、「五輪停戦」を要請する声明を発表している。
古代ギリシャ時代には、五輪の開催前後数カ月間、五輪に参加する都市国家は戦闘行為を取らない−とする「五輪停戦」が順守された歴史がある。
この伝統を受けて、国際オリンピック委員会(IOC)は1992年のバルセロナ夏季五輪以降、五輪の開催に合わせ、「五輪停戦」の決議採択を国連に働きかけてきた。94年のリレハンメル冬季五輪では、五輪期間中に1日だけ旧ユーゴスラビア紛争の停戦を実現したことがある。
しかし、それはあくまでも例外で、IOCの広報官は9日、北京で記者会見し、南オセチア自治州をめぐる戦闘について「五輪の理想に反することだ」と述べる一方、「五輪参加国のうち多くの国家間で争いが起きているのは悲しい現実だ」とも指摘。「IOCの精神に基づいて停戦が実現するのは理想。IOCとしてはやはり国連を通じて対応する必要がある」と語った。
IOCのロゲ会長は8日、ロシアのプーチン首相と北京で会談したが、政治的な問題は話し合わなかったという。
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