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【グローバルインタビュー】地震被災地の貧困層を追って 中国の反体制派作家 (1/3ページ)

2008.6.1 13:26
このニュースのトピックスグローバルインタビュー
「貧困層の被災者に焦点を当てたい」と語る四川省成都の作家、廖亦武(りょう・いぶ)さん=5月19日、四川省成都市温江区(福島香織撮影)「貧困層の被災者に焦点を当てたい」と語る四川省成都の作家、廖亦武(りょう・いぶ)さん=5月19日、四川省成都市温江区(福島香織撮影)

 四川省成都市の反体制派作家で、四川省の貧困層の暮らしや思いを書いたインタビュー集「中国低層放談録」(邦訳版・中国書店、4600円)などの作品で知られる廖亦武氏が四川大地震の被災者インタビューを始めている。5月20日までの産経新聞の取材に対し、今回の大地震で最底辺の貧しい人々がどのような被害にあっているか、貧富の格差と被災格差の関係などについて語った。(成都 福島香織)

 「今回の被災者でもっとも悲惨なのは、出稼ぎ者や物ごいなど、ふだん社会から差別を受けている最低層の人々だ。貧富の格差は被災の深刻度の格差でもある」。廖氏はこう指摘する。

 地震当日、自身のアパートも激しく揺れた。被害の大きさを知るにつけ、焦燥感を感じたという。「震源地の●川(ぶんせん、●はさんずいに文)県は貧しい土地だ。あのあたりの建物は金のある時に1階をたて、また金ができたら2階を建て増す、さらに金ができたら3階を建て増すといった“つぎはぎ建物”も多い。被害は甚大なはず」

 発生当日に都江堰(とこうえん)市まで駆けつけたがブン川県に入れなかった。しかし、その後、ブン川県から都江堰周辺に逃げてきた被災者や遺族に接触、インタビューしたところ、懸念したとおり、貧困地域ならではの問題があったという。

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「貧困層の被災者に焦点を当てたい」と語る四川省成都の作家、廖亦武(りょう・いぶ)さん=5月19日、四川省成都市温江区(福島香織撮影)
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