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死者8万人超の可能性 温家宝首相と潘基文国連事務総長が被災地視察
このニュースのトピックス:四川大地震
【北京=川越一】中国の温家宝首相は24日、中国・四川大地震の震源地の四川省ブン川県映秀を視察した国連の潘基文事務総長と会談し、震災による死者数は8万人に達する可能性があると述べた。中国政府は同日、四川大地震による死者が6万560人に達したと発表した。2万6221人が行方不明で、被災者は4550万9241人という。
地震発生から2週間近くになり、中国政府は生存者救出の確率は極めて低いと判断。被災者の支援と復興に重点を移している。
中国国営新華社通信によると、同日までに、成都と陜西省宝鶏を結ぶ鉄道路線のトンネル復旧作業が完了。地震発生から12日ぶりに全面開通し、支援物資の輸送が加速する見通しだ。同日午前には貨物列車でテントや医薬品が運ばれた。
約330万張りのテントが不足する中、中国国内のテントメーカーは工場をフル稼働させ、1日3万張りを生産。しかし、中国紙、南方都市報(電子版)によると、四川省当局はテント配給での不正を認めており、被災者に支援物資が十分に行き届いていない可能性が指摘されている。
一方、土砂で川がせき止められ、これによる決壊の危険が高まっている。綿陽市北川県の中心部から約3.2キロの「唐家山湖」では24日までに、排水路の掘削が始まった。
温首相は同日朝、四川省内のダムを視察。潘事務総長と会談するなど被災地での指揮を優先させ、予定されていたロシアのメドベージェフ大統領との会談を中止した。
(ブンはさんずいに文)

