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完全封鎖された「死の街」 四川大地震ルポ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:カメラが捉えた瞬間
【北川(中国四川省)=野口東秀】壊滅的打撃を受けた綿陽市北川県に22日、再び入った。日本の国際緊急援助隊が救助活動をしていた北川中学校だけでも数百人の軍、武装警察、警官が完全封鎖し、化学防護服を着た部隊が消毒作業をしていた。記者は自動小銃を構えた兵士が警戒するラインを越えたが、政府庁舎のある中心部は、感染症拡大を防ぐため、だれも立ち入れない「死の街」となっていた。
「通行できない。防疫作業のためだ」。
綿陽市中心部から車で北川県に入ってまもなく、自動小銃を構えた兵士らに阻止された。
この警戒ラインでは15台の軍トラックと消毒液を積んだ車両が駐車。数十人の治安関係者が取り巻き、関係車両以外は一切通行禁止だ。
被災民5、6人が警戒ラインを越えて山に登ろうとしていた。被災民と一緒に歩いて通過した。途中、「第2砲兵(ミサイル戦略部隊) 防疫隊」のトラックが止まっていた。
土ぼこりがもうもうとまう道を延々と歩くと、次々と被災民が下山していく。「家が倒壊しすべてを失った。住めない」と、市街地に向かう。
妻の陳金容さん(32)が行方不明になっている崔定興(さいていこう)さん(37)は「5万人?死者は20万人を超えているはずだ。行方不明のままの遺体がどれだけの数になるか」と崔さんはマスクごしに顔をゆがめた。
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