台湾の検察当局は20日、総統府の機密費を不正流用した疑いで、陳水扁前総統の本格的捜査を始めると発表、総統府にある証拠書類などを提出するよう、新政府に求めた。
検察は陳氏が総統府を出た約1時間後に捜査開始を公表した。近く陳氏の事情聴取を行うとしており、陳氏の海外渡航を事実上、禁じる手続きも取った。
総統府の機密費不正使用をめぐっては、検察が2006年11月、陳氏の呉淑珍夫人ら数人を横領罪で起訴、今も公判が続いている。(共同)