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死者7万人も 中国・四川大地震 土石流で200人生き埋め
このニュースのトピックス:北京五輪
【北京=川越一】中国・四川大地震は19日で、発生から1週間が過ぎた。中国国務院は地震による死者が3万4073人に達したと発表した。四川省内では5300人近くが生き埋めのままで、行方不明者も2万9000人以上いることから、死者は5万人とされた当初の見通しを大幅に上回る7万人弱に膨らむ可能性がでてきた。救援活動は今後、生存者の捜索・救出から負傷者の治療へと重点を移す。日本政府も中国政府からの要請を受け、新たに20人規模の医療チームを20日に派遣する。国際緊急援助隊は撤収する方向だ。
中国政府は19日〜21日の3日間を「全国哀悼日」に定め、中国全土がこの日から喪に服した。天安門広場のはじめ国内各地、在外公館では半旗が掲げられ、北京五輪の聖火リレーも3日間中止される。
地震発生と同時刻の午後2時28分(日本時間同3時28分)には、全国民が地震の犠牲者に3分間の黙祷(もくとう)をささげた。北京市でもその間、大通りの車の流れが止まり、警笛が響き渡った。天安門広場に詰めかけた市民は「加油(がんばれ)、●(=さんずいに文)川(ぶんせん)!」と、遠い被災地にいる被災者にエールを送った。
一方、被災地では二次災害の危険が高まっている。中国国営新華社通信によると、中国交通運輸省は、19日までの3日間で、道路の復旧作業を行っていた200人余りの作業員らが土石流に巻き込まれ、生き埋めになっていることを明らかにした。余震と降雨で地盤が緩み、新たな土石流の発生や、約1500カ所のダムの決壊に対する懸念も高まっている。

