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【記者ブログ】四川大地震17日 福島香織 (1/3ページ)
■青川県の日本救援隊の現場、どうなったんでしょうか。すみません、情報まだありません。現場の記者は大変なので、こちらからの連絡は控えています。良い情報があったら、速報されると思うので、まだ救出はできていないのか?母子の遺体が午前7時20分(北京時間)発見されたそうです。もうひとり生き埋めになっているようですが、絶望的と断念。他の現場に移動です。夜を徹して、手作業でがれきを取り除き続けてたそうです。
■ネットでは日本への尊敬と期待が高まっています。重慶の日本総領事館によりますと、16日、湖南省の30歳代の男性から日本の緊急援助隊の派遣に対する感謝の電話があったそうです。電話口でしばらくは泣き声ばかりで、言葉にならない様子。そのご、とつとつと、つぎにようなことを話したそうです。「日本が緊急援助隊を派遣してくれた事に大変感激した。祖父に小さいときから日本軍の蛮行を聞かされ、日本が大嫌いだった。しかし自分も小学生の子供がおり、被災地での悲惨な状況に涙するなか、日本の援助隊が来るというニュースを耳にし、大声で泣いてしまった。隊員が一切の苦労をいとわない、と言われたことに感激し、日本に対する嫌悪は感謝と尊敬の念に変わった」。こういう反応は、いたるところでみられます。
■中国の対日国民感情が改善したというならば、これはよかったとしましょう。しかし、今後、現場の状況が客観的に把握されてくると、地震が天災というだけでなく、人災の側面もでてくるかもしれません。阪神大震災も人災の側面がありました。ネットでは、「しっているかい?日本では地震のとき学校に避難するんだそうだ」と、中国政府に対する嫌みっぽい書き込みをみかけました。政府批判が表面化してくると、この矛先をどこか別の方向にむけなければいいけない状況が生じてくるかもしれません。