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四川大地震の影響で空前の献血・募金ブーム (1/3ページ)
このニュースのトピックス:四川大地震
【北京=福島香織】中国を襲った四川大地震の被災者を救おうと中国各地で空前の献血・募金ブームが起きている。16日、北京の献血車の前には早朝から献血希望者がつめかけた。南京では物ごいも募金をしている。拝金主義がはびこり5年前の新型肺炎(SARS)流行のときは買い占めや便乗値上げなども起きた自己中心的な中国人のイメージは大震災を契機に変わろうとしているのか。
「どうしても献血したい。予約はできないの?」。年配の女性が献血車の受付に迫っていた。「すみません、午前5時から並んでいる人もいるんです」。係の青年が丁寧に断る。献血募集人数はその日の血液需要に遭わせ献血車ごとに割り振られる。この日のこの献血車の募集人数は120人。午前9時すぎにはすでに募集が打ち切られていた。
献血の受付をすませた陳艶さん(21)は午前5時に起きて郊外からバスに乗ってきた。「昨日も来たのだけれど、時間が遅すぎて献血できなかったから、今日は絶対に、と思ってきた。インターネット募金も100元(1元は約15円)したわ」。大学を卒業後も仕事が見つからずに無収入でいる陳さんだが、「私より被災者の方が大変だから」という。