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「救助活動は最も重大な局面」被災地入りの胡錦濤主席
このニュースのトピックス:四川大地震
【北京=川越一】中国国営新華社通信などによると、四川大地震の発生から5日目となった16日、胡錦濤国家主席が北京から空路、四川省綿陽市に入り、12日の地震発生後、初めて被災状況を視察した。胡主席は「救助活動は最も重大な局面に入った。全力で時間と戦い、最終的な勝利を手にするため、すべての困難を乗り越えなければならない」などと述べた。
被災地では同日も、13万人規模の救援隊による懸命の救助活動が続けられた。地震発生から約96時間後の同日午後2時23分(日本時間同3時23分)には、同市北川県の診療所の倒壊現場から、23歳の女性看護師が救出されるなど、約220人ががれきの下から助け出された。
一方、同1時25分(同2時25分)には、震源地の同省アバ・チベット族チャン族自治州ブン川(ぶんせん)県に隣接する理県でマグニチュード(M)5.9の余震が発生。山崩れのために、ブン川県に通じる道路や通信が再び寸断された。死傷者の有無は不明。
また、日本の国際緊急援助隊が救助活動を開始したのに続き、中国政府は、ロシア、韓国、シンガポール、台湾からの人的支援受け入れを決定した。同日午後には、各国援助隊が続々と省都の成都などに到着した。
胡主席の被災地入りに伴い、発生直後から現場で陣頭指揮を執ってきた温家宝首相が北京に帰任。温首相は「いまだに生存者の救助が最も重要だ。望みがわずかでもある限り、100倍の努力をするべきだ」と関係者を鼓舞した。
(ブン=さんずいに文)