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日の丸緊急援助隊が捜索活動開始 ハイテク機に期待集まる
このニュースのトピックス:四川大地震
【青川県関荘(中国四川省)=野口東秀】16日午後、日本の国際緊急援助隊が捜索活動を開始したのは、四川省の省都・成都の北北東400キロに位置する広元市青川県。中国側は「(被害の状況が)極めて厳しい地区」と説明しており、最新鋭のハイテク人命探査機を持参した日本隊に期待が集まっている。
緊急援助隊は午後4時(日本時間同5時)ごろ、生存者の捜索活動を開始した。担当となったのは、住宅街の一角にある病院宿舎。宿舎は地震で、建物が真っ二つに割れて崩壊し、がれきの中からすでに9人の遺体が発見された。生後2カ月の乳児と母親がまだ生き埋めになっている可能性があるという。
隊員らは、人間の呼吸を感知する機器やかすかな心臓の鼓動でも探知する最新鋭の機器を手にして、10メートル近くにも積み重なったがれきの山で活動を続けた。
30分から1時間ほどの間をおいて、「ドーン」という地鳴りとともに余震が発生するため、援助隊も危険と隣り合わせの状態にさらされている。
中国側は当初、援助隊の担当場所として、土砂で埋もれた小学校を指定したが、急遽(きゅうきょ)変更された。広大な被災地の中で、人口の少ない農村部が指定されたことについては、一部関係者から「都市部は被災者を含め住民が多く、警備面での手間や不測の事態を考慮したのでは」との見方が出ている。
捜索は夜を徹して行われる予定だが、発生から4日以上が経過しており、生存者の救出は極めて厳しいとみられている。




