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四川大地震 「いつまで続く野宿」遅れる政府の対応に、いらだつ都江堰市民 

2008.5.15 11:13
14日、仮設の屋外避難所に発電機が運び込まれ、さっそく携帯電話を充電する被災者たち=四川省都江堰(AP)14日、仮設の屋外避難所に発電機が運び込まれ、さっそく携帯電話を充電する被災者たち=四川省都江堰(AP)

 【都江堰(中国四川省)=野口東秀】中国・四川大地震発生から4日目を迎えた15日、四川省都江堰市では、街中を覆うように野宿する住民から不満の声が高まりつつある。家族が生き埋めになった人も多く、生存者の救出が厳しい状況になるなか、水や食料を十分に確保できない苛立ちと不安が募っている。住民は慣れない環境で寝れない夜を過ごしており、テント暮らしがいつまで続くか見通しがつかない状態に「団結」ばかりを呼びかける政府への不満が急激に高まる可能性もある。

 「政府はきっときちんとやってくれると信じたい」。15日、被災者からはそろってこんな声が聞かれた。

 「朝食から始まって1日の食事はどうしようかと思うと頭が痛い」と話すのは36歳の女性。10歳の男児と61歳の母親と路上暮らしだ。

 「水の配給が少なすぎる」とも言う。

 同市でも救援物資の到達が昨日から本格化しているが、住民に十分に届かない状況にある。住民はたき火をして温かい物を食べている状況だ。

 学校の校庭や体育館などで暮らす住民の健康状態も懸念され始めた。

 ゴミは散らかり、トイレは汚れ、病気の伝染に対する住民の不安が高まっている。

 「政府は何をしているんだ。物資に加え、半壊した住まいはどうなるのか」と、強い不満を述べる住民は多い。外国人記者と分かると、政府批判は低調になるが、トイレットペーパーなどの生活必需品が不足していることに加え、余震が続くため、「マンションにヒビが入っても、再び住むことができるのか、それともいつまで野宿しなければならないのか見通しがつかない」(住民)ことへの苛立ちが募り、住民同士が言い争う姿もみられる。

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14日、仮設の屋外避難所に発電機が運び込まれ、さっそく携帯電話を充電する被災者たち=四川省都江堰(AP)
四川省都江堰市につながる道路で、落石のため押しつぶされた車両=15日(ロイター)
14日深夜、四川省綿竹市漢旺の高校が倒壊した現場で続けられる救出作業。手前は見守る被災住民たち(ロイター)
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