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四川大地震 情報公開で国民に一体感 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:北京五輪
【北京=伊藤正】中国・四川大地震は、中国国民に衝撃を与え、民間の支援活動が空前の広がりを見せている。自己中心的な中国人が、自らの意思で献血に列をつくり、義援金を投じる。その光景は、震災が国民の一体感をもたらしたと感じさせた。32年前の唐山大地震の時はそうではなかった。今回とは社会状況は異なるが、その最大の違いは情報の公開性だ。
1976年7月28日未明、河北省の百万都市、唐山をM7・8の直下型地震が襲い、周辺地区を含め24万2000人が死亡、16万5000人が重傷を負った。震源から120キロ離れた北京でも激しく揺れ、東部地区で200人前後が死亡した。
当時、新華社が大地震発生の事実を短く報道したが、被災状況は全く不明だった。党機関紙の人民日報が初めて現場ルポを第4面に掲載、軍民一体の救援活動が続いていると報じたのは8月8日だ。