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「時間との闘い」 なぜ航空機活用せぬと不満の声 四川大地震 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:四川大地震
【都江堰市(中国四川省)=野口東秀】大地震が発生して3日目の14日、被害の大きい綿陽市では、余震を恐れて路上で寝泊まりする市民は疲労困憊する一方、家族の安否がとれない家族らは目を真っ赤にはらし、「軍は何とか空から素早く救助をして欲しい。陸地から入るには時間がかかりすぎる」と不満の声も漏れ始めている。2万、3万人ともいわれる生き埋めになった人たちの救助が進まない場合やそれ以降の復旧作業の遅れは、政権の求心力と北京五輪の成功にマイナス要因となる可能性が大きい。
「いつこの建物が崩れ落ちるかわからないくて怖い」。都江堰市の中心部では14日、毛布にくるまり、寝れない夜を過ごした多くの市民らが疲れ切った表情を見せた。駅前や学校の校庭などで夜を明かした住民の数は計り知れない。
建物はあちこちに亀裂が入り、いまにも崩れそうな建物が少なくない。
綿陽市でも同じだ。
「政府の人からビルやマンションの中は危ないと言われたので外で寝ている」と雑貨店を営む女性(40)。街の建物の8割が崩壊、甚大な被害が出ている同市北川県の男性は「兄の妻の行方がきょうも分からない」と話す。
各地の被災地では2万人を超えるとされた生き埋め状態の人たちの救助が焦点だ。香港のフェニックステレビによると、救助の主役を担う軍の制服組トップ、郭伯雄・中央軍事委員会副主席が13日、被災地を視察、「自然災害で軍に最も重要なのは苦を恐れず、死を恐れないことだ」と激励した。落下傘部隊による支援も指摘した。



