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中国でもボランティア活動の動き 中国四川地震
【北京=川越一】中国・四川大地震の被害が拡大する中、中国国内でも被災地での救助活動や復興支援を行うボランティアを募集する動きが出はじめている。
13日午前2時、インターネット上に南京発のボランティアを募る告知が流れた。告知を出したのは唐慶欣さん(24)。フランス留学から一時帰国中に震災の報を聞いた。「地震発生を知ってすぐに、きっと助けを必要としている人がいると感じた」という唐さんは、南京師範大学の友人に参加を呼び掛けた。
被災地では大型掘削機などが十分に機能していない。四川省綿陽市はすでに50歳以下の労働力を募っており、救助活動の人手不足は明らか。唐さんらは成都赤十字と連絡を取った上で「最も役に立つのは人間の両手だ」と呼び掛けた。14日朝に第1陣の5〜8人が成都に向かうという。
また、13日午前3時には、成都周辺のインターネット・ユーザーにボランティア参加を促す告知も出された。「●(=さんずいに文)川(ぶんせん)志願者救援団体」と名付けられた組織は、「ボランティアが一人増えれば、死んでいく仲間が一人減る」を合言葉にしている。
一方で、被災地支援のための寄付金を募る告知も出ているが、これに対し、「振込口座はにせだ」などの懐疑的な意見も寄せられている。
唐さんは「中国のボランティアの救援意識はとても強い。自分を守ろうという意識は強くない」と反論するが、無償の震災ボランティアに対し、中国でどれだけ理解が得られるかどうかは未知数だ。
(●=さんずいに文)