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【被災地ルポ】「いまも、ひとは埋まったままだ」 巨大な落石で家や車はぺしゃんこに (1/2ページ)

2008.5.13 14:18
このニュースのトピックス中国
四川省綿陽市で、地震の余震を恐れ路上で一夜を明かした人たち=13日朝(共同)四川省綿陽市で、地震の余震を恐れ路上で一夜を明かした人たち=13日朝(共同)

 【綿陽市北川県=野口東秀】中国南西部・四川省を震源とする12日の地震で、最も深刻な被害が出たとされる同省綿陽市北川県の中心部に13日、入った。被災地では、「ドーン」という地響きとともに余震が続く。高圧線や電柱はなぎ倒されてアメのようにひしゃげ、住民たちは建物の倒壊に巻き込まれまいと我先に逃げていた。

 「兄と連絡が取れない。ほかの親族も同じだ」。陳飛さん(29)は真っ赤に泣きはらした顔で被災者の一群の中でたたずんでいた。現場周辺一帯は一般の車両は通行できず、携帯電話も通じない。家族の消息がつかめず、泣きながら歩く人たちで満ちていた。

 山沿いを縫うように作られた道路では、長さ10メートルはある巨大な石ががけから転げ落ち、乗用車を押しつぶしていた。あたりは家がぺしゃんこになり、車が押しつぶされている。

 「いまも、あそこの家のひとは埋まったままだ」。生き埋め現場とみられる場所を示して住民が言う。被災地を離れようとして、5000−6000人が列をなして専用バスを待っていた。救出現場周辺では軍のトラックや「民兵」のバスなど数百台が停車し、軍人たちは救出現場に向かっていた。

 一帯は電気が完全にストップし、水道も寸断され、軍がペットボトルを配布している。給水車も出動していた。

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四川省綿陽市で、地震の余震を恐れ路上で一夜を明かした人たち=13日朝(共同)
12日、四川省成都市で、地震後に設けられた臨時の救護所に病院から避難した患者ら(AP)
大地震に見舞われた重慶市で、広場に避難した大勢の学生ら=13日(ロイター)
四川省都江堰市の地震で倒壊した中学校で、負傷者の手当をする人たち(ロイター)
四川省都江堰市では病院が倒壊。徹夜で救出作業が行われた(AP)
四川省南西部では小学校が倒壊。がれきの山家ら救援隊が女児を助け出した(AP)
成都では被災者が病院に入りきらず、屋外で治療を受けた(AP)
四川省都江堰市の倒壊したビルから救出される女性(ロイター)
四川省綿陽で地震で家を失い路上で眠る住民(ロイター)
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