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【千変上海】疑心暗鬼を招く怪病 (1/3ページ)
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上海を支えているのは安徽省出身の農民工だとよくいわれる。胡錦濤総書記の原籍地にあたる安徽省は農民人口が全体の約8割(5160万人)、貧しさから都会に出稼ぎに出る農民工は公式統計を見るだけでも1100万人以上にものぼり、うち4割以上が上海で働いているからだ。
その就職先はというと男の場合、稼ぎの多い建設作業、女性は「アイさん」と呼ばれるお手伝いさんというのがだいたいの相場だ。上海の女性は共働きということもあって料理、掃除、洗濯といった家事は一切せず、生まれたばかりの赤ちゃんの世話までがアイさんの仕事ということになる。
この働き者の安徽省出身アイさんたちがとんだ災難に悩むことになった。中国全土でいま、野火のように広がる手足口病の最初の感染地が安徽省だったため、お手伝いさん紹介所で「安徽省出身者はお断り」と斡旋(あっせん)を断るケースが急増しているからだ。