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台湾、WHO問題で米に働きかけ 呉駐米代表
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【ワシントン=山本秀也】台湾の呉●(=刊の干を金に)燮(ご・しょうしょう)駐米代表(大使に相当)は9日、記者団との懇談で、5月19日に開かれる世界保健機関(WHO)年次総会へのオブザーバー参加実現に向け、米側への働きかけを強めていることを明らかにした。20日で政権交代を迎える陳水扁政権は、「台湾名義による正式加盟」に一時重点を置いたが、任期最後の今年は、米など主要国の理解が得やすいオブザーバー参加に重点を戻した。
呉代表は、民主党のペロシ下院議長に協力を求める書簡を送ったほか、メディアへの寄稿や講演活動などを通じて、台湾がWHOの活動に関与する重要性を訴えている。対中関係を重視する国民党の馬英九・新政権への移行後について、呉氏はWHOに台湾が関与する重要性は変わらないとする一方、具体的な交渉方針などには踏み込むことを避けた。
香港出身のマーガレット・チャン(陳馮富珍)WHO事務局長は、台湾当局が送付した年次総会へのオブザーバー参加と加盟申請に関する書簡の受け取りを拒絶。台湾メディアの総会取材も従来以上に厳しく規制される状態で、WHO問題をめぐる台湾の環境は厳しさを増している。