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「五輪」みつめるウイグル人 中国の弾圧に離散 (3/3ページ)

2008.5.9 19:01
このニュースのトピックスロシア・CIS
キルギスの首都、ビシケクのマジナ市場には新疆産の人とモノがあふれるキルギスの首都、ビシケクのマジナ市場には新疆産の人とモノがあふれる

拡大

 石油や天然ガスに富む中央アジアは長年、ロシア向けにしか地下資源の輸出ルートを持たなかった。しかし、トルクメニスタンが中国へのガス輸出で合意しているほか、カザフにはすでに中国向け石油パイプラインが開通し、資源獲得を目指す中国の激しいアプローチはとめどない。カザフのパイプラインは1年あればイランまでも延伸可能といい、中国は中東諸国まで供給源としてにらんでいる。

 「現代版シルクロード」ともいえる、中国と欧州を結ぶ鉄道・道路の大整備計画も動き出した。中国と中央アジア4カ国、アフガニスタン、アゼルバイジャン、モンゴルが向こう10年間に6つの幹線を創設・整備する総額187億ドル(1兆9700億円)規模の計画だ。新疆ウイグル自治区とつながるカザフ国内の整備計画は2011年には完成予定だ。

 現在、中央アジアを経由する中国−欧州間の物流は、全体の1%未満にすぎず、構想が実現すれば中国経済の拡大にさらに弾みがつく。カザフ大統領付属戦略研究所のスルタノフ氏は「欧州統合の始まりが欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC、1951年)だったように、SCOの統合プロセスも運輸やエネルギー協力から始まることになろう」と、中国との関係がさらに深まることを予想している。

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キルギスの首都、ビシケクのマジナ市場には新疆産の人とモノがあふれる
キルギスの首都、ビシケクのマジナ市場には新疆ウイグル自治区からの人とモノが押し寄せていた
キルギスの首都、ビシケクのマジナ市場には新疆産の人とモノがあふれる
カザフスタン大統領付属戦略研究所のスルタノフ所長

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