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中国との対話継続路線に波紋も インド・ダラムサラ (2/2ページ)
このニュースのトピックス:アジア・オセアニア
これでは双方の主張はかみ合わないままだが、亡命政府によると「両者はいくつかの具体的な提案」をし、公式協議の継続で合意したという。提案内容は明らかにしなかった。
チベット独立ではなく、高度な自治を求めるダライ・ラマの非暴力・対話路線継続について、チベット人はどう思っているのか。
ダラムサラの中央広場で「FREE TIBET」と記された帽子を売っていた女性(34)は、「対話の再開は喜ばしい。聖なるダライ・ラマが進める非暴力・対話路線を無条件で支持します」と話した。
こうした好意的な反応が多い中で、チベット独立を要求するグループ、チベット青年会議のダラムサラの事務所を訪ねた。
対応したダンダップ・ドルチェ副議長(29)は憤然としていう。
「この先どれだけ待てば成果を手にできるのか。今回、対話継続で合意したというが、われわれにとってはゼロ回答に近い」
ハンガーストライキやデモ行進など、引き続き中国に対する抗議活動を検討していると明かした。
朝晩は冷えるが、昼間は陽気に包まれるダラムサラの通りには欧米からの観光客が目につく。ちょうどダライ・ラマの法話が行われている期間で、その参加希望者でこの地は通常よりにぎわっているという。中国のチベット族が直面する現状とはまるで無縁のような喧噪が街を覆っていた。