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反日圧力をかわせるか 胡耀邦路線が復活 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:北京五輪
胡錦濤氏は独断専行型の胡耀邦氏と違って集団指導体制の中で慎重に事を運ぶ。保守派長老の影響はなくなったが、対日関係には、国内の国益追求と同時にネット世代を中心にした反日世論の圧力を受ける。
昨年2度行われた首相会談で戦略的互恵関係構築で合意した後、保守系サイトでは、疑問や批判が相次いだ。北京五輪を前にした愛国主義の高揚で、日中間の懸案では一歩も譲るなとの世論は根強い。
清華大学の劉永江、北京大学の朱鋒両教授は、日中の戦略的関係が両国関係だけでなく、国際的にも不可欠としながら、日中間の複雑な構造的矛盾を指摘する。双方の領土主権のからむガス田開発や安全保障にかかわる日米同盟や台湾問題の存在だ。
3年前に反日デモを招いた日本の国連安保理常任理事国入りは、そうした問題に影響し、中国は決して同意できない。こと対日関係に関しては、世論の圧力が厳しくギョーザ事件の解決すら容易ではない。
胡錦濤主席の「暖かい春の旅」を中央テレビは夕刻のニュースで大々的に報道した。日中の新たな関係を発展させたいとの胡氏のメッセージに対する一般の反応はまだほとんどない。