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【台湾次期総統 馬英九は語る】(上)ダライ・ラマ側と対話 まず評価 (1/2ページ)
台湾の馬英九次期総統が5日の産経新聞との会見で述べた主な内容を、3回にわけて紹介する。
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【胡錦濤主席訪日】
今回の胡錦濤中国国家主席の訪日については基本的に楽観している。中国と日本との関係改善は、地域の平和促進につながるからだ。台湾は東アジアの一国家として、地域の安定と繁栄に寄与する事柄はすべて歓迎する。
日中関係は少なくとも2006年まで良好とはいえない状態が続いた。だが昨年、中国の温家宝首相が訪日し国会で演説を行った。その際、温首相が示した誠意は非常に印象的だった。
温首相の訪日を契機に日中関係は改善するだろうと当時から思っており、またその後、現に関係改善が見られる。だから、今回の胡主席の訪日は間違いなく日中間の歴史的に重要な出来事になると思うし、台湾としても非常に喜ばしい。
【中国の台頭】
中国の経済力が発展していくことは望ましいことだ。地域の国々にとって中国の経済発展はデメリットよりメリットの方が大きい。経済力の強化に伴う中国の軍事力の増大に関して、特に日本と米国の懸念が大きい。だが、日米にはすでに軍事協力のシステムである日米安保条約がある。日米同盟はさまざまな事態に対応できるよう完備されており、中国の軍事力にも対応できるのではないか。
一方、中国は国際社会で増大するさまざまな懸念について、より慎重に対処しなければならなくなるだろう。国際社会の重要な一員になるにつれ、責任も大きくなることは中国自身も分かっているはずだ。チベット問題が世界各国の関心を集めていることは中国も理解している。中国の統一戦線工作部の幹部がすでにダライ・ラマ14世側と交渉を始めている。交渉の結果はどうであれ、交渉を始めたことに対しては、まず評価しなければならない。