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中国とダライ・ラマ特使が協議継続で合意

2008.5.5 00:23
このニュースのトピックスチベット

 【北京=野口東秀】チベット問題に関する中国当局者とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使との非公式協議は4日、広東省深●(=土へんに川)で行われた。中国国営の新華社通信によると、中国側は「暴力活動の扇動や北京五輪の妨害活動」を停止するようダライ・ラマ側に求めるなど強硬な姿勢を示したが、双方は対話継続で合意した。

 これに先立ちインド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のリンポチェ首相は、「特使は6日か7日にインドに戻ってくる」と述べ、特使の帰国後、交渉の詳細が分かると述べた。

 また、亡命政府のスポークスマンは「われわれの当面の関心事は、(中国による)弾圧が終結することであり、チベット人に対するすべての規制は撤廃されるべきだ」と語った。

 中国当局側から出席したのは、共産党統一戦線工作部の朱維群、シタール両副部長で、ダライ・ラマ側は過去の交渉でも代表を務めたロディ・ギャリ氏ら2人。対話は2002年9月以降、6回にわたって行われたが、昨年7月以降中断しており、今年3月のラサ騒乱以降は初めて。

 胡錦濤国家主席は4日、日本人記者団との会見で「積極的成果が得られるよう願う」と期待を表明したが、一方で、「(ダライ・ラマ側が)何を言うかだけでなく、実際の行動を見る」と述べ、具体的に「祖国分裂活動」などの停止を要求、原則を譲らない立場を強調した。

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