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胡主席会見 ガス田開発などの進展は望み薄

2008.5.4 19:55
このニュースのトピックス中国製ギョーザ中毒問題
 北京市内の人民大会堂で、日本人記者と握手する中国の胡錦濤国家主席(右)=4日午前(共同) 北京市内の人民大会堂で、日本人記者と握手する中国の胡錦濤国家主席(右)=4日午前(共同)

 【北京=野口東秀】中国の胡錦濤国家主席は4日、北京の人民大会堂で日本人記者団と会見し、6日からの訪日で、東シナ海ガス田開発問題や中国製冷凍ギョーザ中毒事件など両国間の懸案で新たな進展が得られないことを示唆した。

 胡主席はガス田開発問題について、「共同の努力で双方が受け入れ可能な解決案をみつけ適切に解決できると信じる」と改めて強調したが、この発言は裏返せば、今回の訪日で合意を得るのは難しいことを示したものといえる。

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件に関しては、「(この事件を)高度に重視している。双方が引き続き調査と協力を強化、一日も早く真相を解明するよう望んでいる」と述べるにとどめ、解決が長期間に及ぶことをほのめかした。

 胡主席は今回の訪日を「暖かい春の旅」と表現し、訪日の目的について、「友好を強化、協力を深め、戦略的互恵関係を全面的に推進することだ。良き成果を得たい」と述べた。

 日中関係に関しては「両国には2000年以上の友好往来の歴史がある」と2度にわたって強調した上で、「さまざまな矛盾や問題が生じるのは避けられない」とも指摘。重要なことは「双方が胸襟を開き、『異』を残して『同』を求めることだ」と力説した。

 また、北京五輪に関して「日本国民を含む世界の幅広い支持でレベルの高い五輪になると信じる」と述べ、訪日で日本側の強い協力を得たい意向を示した。

 東京の上野動物園のパンダ「リンリン」が死亡したことに関し、胡主席は「残念なことだ」とし、日本側がパンダの貸与に関心を持っていることに対し、「パンダは両国民の友好のシンボルだ。関係部門で検討を急いでいる」と前向きに応じる姿勢を示した。

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 北京市内の人民大会堂で、日本人記者と握手する中国の胡錦濤国家主席(右)=4日午前(共同)

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