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故・トウ小平氏のブレーン 偏狭な愛国主義に警鐘 中国は平常心で世界に向き合え (1/3ページ)

2008.5.3 20:08
このニュースのトピックスアジア・オセアニア

 【北京=野口東秀】チベット騒乱や聖火リレーの妨害などをめぐり中国国内で偏狭な愛国感情が高揚するなか、これらの問題への中国の対応に思慮深さや自問自答を求めた「北京五輪まで100日」と題する論文が、中国紙「南方都市報」(4月30日付)に掲載され、注目を集めている。

 論文の著者は、中国共産党機関紙「人民日報」の元副編集長の周瑞金氏。故トウ小平氏のブレーンで改革開放論の代表的存在として知られる。論文への批判も予測されるが、同氏の経歴と立場から、ある上層部の意見を代弁した可能性が指摘されている。

 周氏は論文で、中国側は外国人に同じ意見を持つことを要求すべきでなく、中国政府にも言論の透明性を求め、「平常心で世界に向き合う」ことが大切と指摘。仏系スーパーへの抗議デモについて、「心情は理解はするが、賢明な行動ではない。偏狭な民族主義・思想が若者にもたらす影響に警鐘を鳴らすべきだ」と抑制を求めている。

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