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民主派は抗議デモ決行へ 香港の聖火リレー (1/2ページ)
このニュースのトピックス:紛争・クーデター・革命
【香港=矢板明夫】北京五輪の聖火リレーは2日、香港で行われる。海外での長い旅を経て、ようやく中国領内に戻った聖火を迎えようと、中国系市民団体などは盛大な歓迎集会を計画している。一方、民主派グループは「民主のたいまつリレー」をチベット弾圧への抗議と、中国政府に人権と民主化を求める行動として実行することを発表。関係者は「これまでの聖火への抗議は外国人がほとんどだったが、中国人の中にも民主と人権を支持する声があることを発信したい」と話している。
香港・九竜の商店街。多くの店の入り口に「中国加油!」(中国、がんばれ!)と書かれた赤い紙が張られている。地元企業などでつくる市民団体「全民聖火歓迎委員会」が北京五輪への支持を表明するため、この張り紙を約200万枚を印刷して配ったという。同団体はさらに、聖火リレーが行われる2日を「紅衣日」と名付け、市民に赤い服を着るようにマスコミを通じて呼びかけ、聖火を歓迎するムードを盛り上げる。
「若者の多くが聖火リレーを無条件に支持している。97年の香港返還後、学校で強化された愛国主義教育を受け、中央政府の言うことを素直にきくことを愛国だと勘違いしている人が多すぎる」と話すのは、ある香港紙の男性記者(43)だ。「大学のサークルごとに動員される若者は、赤い服と中国の国旗で、チベット支援団体を気迫で圧倒しようと意気込んでいる人が多い」という。
聖火支持派の「赤」に対し、民主化を求めるグループは「オレンジ色」で対抗する。共産党独裁の「赤」が薄まり、民主化の色に近づくとの意味が込められているという。