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【記者ブログ】時系列:チベットとその周辺で今まで何がおこったか。4月23日〜25日 福島香織 (5/5ページ)
私たちの知るところでは、少なからぬ逮捕者は拷問や虐待を受けている。この種の弾圧のやり方は、当局が与えた政策の一部のようで、国際社会のウォッチャーや、メディア、旅行者がチベットに行くことも許されない状況で、 私はこれら拘束されているチベット族の命運に対し、深く切実に憂慮している。弾圧を受けケガをした人も、少なくなく、とくに、僻地で暮らす人たちが恐れから、あえて病院にいかず、治療を受けられないことが心配である。
信用できる情報によれば、少なからぬ人たちが山に逃げ込んでいるが、彼らは食糧や衣服が不足し、家もなく、家に残してきた家族がいつ逮捕されるかどうか恐れながら、終日恐怖の中で、まさに苦痛と深い不安にさいなまれている。
これら事件は最終的にどういった方向に向かうのか、私は憂慮と不安を深く感じている。私はこれまでも努力して言い続けているが、弾圧が妥当に問題を解決できると思わないし、長く安定した統治という目的を達成できるとも思わない。私が堅く信じるのは、チベット族と中国指導者の間で対話を通じて問題を解決するのが、前進できる最も優れた方法なのだ。
私はかつて何度も、中華人民共和国の指導者に申し入れしてきた。私にはチベットの分離独立の意図はなく、私たちが求めているのは、仏教文化、言語を文字などチベット族の特性を長期的に保存し発展させるために、全チベット族人民が実質的意義のある自治を有することだけである。
豊かな仏教文化は中華人民共和国は博大な文化の一部であり、華人兄弟姉妹に利する力がある。だから、私はここで、呼びかけたい。どうか、あなた方も中国政府に、今行っている残虐な暴力的弾圧を即刻停止し、逮捕されたすべての人を釈放し、傷ついた人に医療を受けられるようにと、督促してほしい。
一切の吉祥をねがって!
釈迦比丘、14世ダライ・ラマ、丹●(=増の旧字体)嘉措
西暦2008年4月24日
<2008/04/30 23:26>
▼「福島香織」の記者ブログ<北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)> http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/