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【記者ブログ】時系列:チベットとその周辺で今までなにがおこったか?4月15日〜19日 福島香織 (4/5ページ)

2008.5.1 01:09
このニュースのトピックスチベット

■ 現地の信頼できる消息筋によると、カム(四川省甘孜チベット族自治州)の雅江県の呷基?村で、百人以上の牧民が、きのう16日から平和デモを行い、中国共産党の軍警のチベット族民衆に対する武力鎮圧を抗議、ダライ・ラマのチベット帰還許可とダライ・ラマとの対話を当局に要求した。軍警が現地でチベット族を駆逐したか、あるいはチベット族に死傷者が出たか、逮捕者がでたかは、不明。

■ 14日、アムド(甘粛省甘南チベット族自治州)の合作市と夏河県で、ラプラン寺が軍警の捜査と逮捕にあったほか、合作市の加茂貢寺、?加曼寺,夏河扎油郷扎油寺、唐?昂郷麻竜寺、吉倉郷唐賽寺、唐?昂郷扎西寺などが軍警の捜査にあった。

■15日,夏河奥呉睫莫寺も軍警の捜査にあい、9人の僧侶が逮捕された。中国当局はこれについて、警察側が当地の群衆の通報をうけ、一部寺院で捜査をおこなったところ、銃や刀、爆発物など違法な武器を摘発したと発表。チベット族にテロ分子の罪名をきせるために、チベット地区のその他の寺院を引き続き捜査するのだろう。

■ 4月10日の中国国営メディアの報道によれば、ラサの3・14事件発生後、公安機関はすでに、焼き討ち略奪打ち壊しの容疑者として、953人を刑事拘留し、362人の容疑者が自首、そのうち328人をすでに釈放しているという。刑事拘留されたうち、403人が検察当局の批准をえて逮捕され。93人が指名手配をうけながら逃亡していたが、13人はすでに逮捕し、うち9人の指名手配犯が自首したという。

■ きょう、ラサではテレビで指名手配の放送はなかった。ただ、チベット語、中国語のチベットテレビ文芸チャンネルとラサテレビでは、一部の指名手配取り消しの通告があった。十数人、多くが僧侶で、11日のデプン寺で、ダライラマの批判強制に抗議して捕まった僧侶らだ。指名手配取り消し理由は、すでに自首し、逮捕されたからだという。指名手配犯119号、123号の不法分子は、すでに罪をみとめたので、指名手配を取り消したという。

■ 4月18日

■アムド(青海省黄南周)同仁県では、きのう200人の僧侶民衆が逮捕され、同仁県公安局に拘留されている。しかし、もっか、これより詳しい情報はない。現地の名刹・隆務寺は軍警に包囲され、進駐されている。寺は封鎖され、信徒、観光客の参観は禁止されている。

■ アムド(青海省果洛藏族自治州)の州府瑪沁県では、漫才芸人のダパイと女性歌手の卓瑪吉が逮捕された。ダパイは果洛ダパイ芸術センター主席で、歌手は果洛州周婦女検疫保護協会委員。3月31日に警察に逮捕された。逮捕理由はラプラン寺の僧侶の抗議デモを支持し、雪山獅子旗とダライラマの肖像画を印刷したものをラプラン寺に贈ったため。逮捕されたとき、ダパイは、軍警にその人格を侮辱され、ライターで彼のひげや髪の毛を燃やされた。卓瑪吉が逮捕されたのは、彼女の歌の歌詞が関係あるという。

■ また3月31日、瑪泌県のある私立チベット語学校の校長バチェンチア氏、副校長のハンジョウ、教師のサンナンドゥオジら5人が逮捕され、西寧に連行され拘留されている。目下状況は不明。

■ 北京五輪聖火が五月中旬にチベット自治区に入り、19日-23日の間、チョモランマまで送られる。このため、五月に外国客を含むツアー客を受け入れるといっていた宣言は撤回された。条件が成熟しておらず、国内外観光客の新たなチベット受け入れ計画は延期され、開放日はまだ確定していないという。ラサ旅行部門の関係者によると、今年は欧米旅行者は受け入れられないだろうという。一部の旅行関係部署は休みになっているが、給料は政府により全額保障されている。

■ チベット自治区は厳格な新規定を執行中。今月12日から各地寺院で、一律に中国国旗をかかげ、これに従わないものは、厳しい懲罰が与えられる。甘粛、青海、四川、雲南などのチベット自治州各地の寺はこの規定に従わねばならない。もっか、ラサ三大寺院(セラ、デプン、ガンデン)およびジョカン、ラムチュなどの寺院は軍に包囲され、信徒の参拝も禁止され、僧侶が寺を離れることも禁止されている。

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