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【記者ブログ】時系列:チベットとその周辺で今までなにがおこったか?4月15日〜19日 福島香織 (2/5ページ)
■ 3月25日、アムド(青海省海南州)興海県河?郷で100人以上のチベット族の抗議デモがあった。これまでに、地元公安局の羅という性の工作員が自由アジア放送(米国国営短波放送)を通じて、自首を含めて15、16人のチベット族を逮捕したと確認している。ある情報によれば、アムド(甘粛省甘南州)の卓尼県の当局は全ての政府機関から、各主要郷鎮および寺院に駐在員を派遣し、監視コントロールを行ってすでに半年たつという。現地で300人以上の僧侶が拘束され、もっと多くの普通の民衆も拘束され、この県にある二つの監獄は満杯だという。一部の逮捕者は臨夏回族自治州の監獄に移送されたという。
■3月17日、北京中央民族大学のチベット学生がろうそくをともして抗議の座り込みを行った。学部生、研究生を含む。学校側の確認によれば参加した学生は140人前後という。さっき得たばかりの情報によると、近日、中央民族大学のほとんどのチベット族学生のクラスは会議が開かれ、座り込み抗議に参加した学生はすべて今週金曜(18日)前に、検討書を提出することを学校側に要求され、もし検討書を書かなければ、懲罰にあうかもしれないという。もっか、懲罰について詳しい説明はなく、あとになって知ることになるという。
■4月16日
■きょう、ラサでは指名手配犯の放送がテレビでなかった。昨日放送された第25号指名手配令では4人の僧侶が指名手配された。セラ寺の学経のチベット自治区外のチベット地域からきた僧侶だが、すでに逮捕されたという。
■ 軍警はラサのチベット族の主要居住区を捜査し、ダライ・ラマの写真があった家庭の人をすべて拘束した。多くのチベット族はダライ・ラマの写真を食糧(穀物)の中、建てばツァンパや米、面粉のなかに隠していた。あるいは屋根裏の梁の間など。密告する人があり、軍警の捜査を受け、チベット族たちは頭を抱えて泣きながら、ダライラマの写真を一枚一枚焼くしかなかったという。最近、チベット自治区は、体制内のチベット族党員とチベット幹部に対して不信感がつのっており、各当局機関の門やオフィスに監視カメラが設置された。チベット族たちはみな、「いまの状況は恐ろしすぎる。すべての人が恐怖の中でいきている」と話している。
■各種の「ダライ集団の犯罪行動をあばき世論で叩く」批判措置が行われ、会議などで、人々は批判発言し批判文を書かされている。小学生ですら、批判文を書かされ、ラサ第二小学校のある小学生は「今回の組織的な謀略活動は私のママが画策したものだ」と(間違って)書くなど、笑うに笑えない笑い話のような事態がおきている。
■ 報道によれば、最近、9人のラサ市民は中国共産党のチベット族鎮圧をうらみ、全世界の共産党脱退センターに公開声明を発表、中国共産党の一切の組織から脱退し、この暴政への抗議の意を表した。
■アムドのチベット族の話によれば、14日夜、アムド(甘粛省甘南チベット族自治州)夏河県のラプラン寺で、大量の軍警が包囲し寺院に進入。すべての僧坊を捜査し、一部反抗的な僧侶をなぐり、僧侶の持ち物を壊し、僧坊の中のダライ・ラマの写真を破り捨てたのち、200人近い僧侶を連行、取り調べと虐待を行ったという。15日、一部の僧侶は釈放されたが、その他の僧侶は拘留され続けている。もっか、甘南州では少なくとも3000人のチベット族僧侶と民衆が拘束されているという。少なからぬ人たちが釈放され続けているとはいうものの、これには罰金を払ってやっと拘束を免除されるのである。罰金額は、情状によって違い、少なくて2、3000元、多くて数万元。当局は罰金を軍警の支出にあてるという。
■ アムド(青海省黄南チベット族自治州)の尖扎県では、最近、チベット族民衆が平和デモを行い、ダライ・ラマの帰還、ダライ・ラマが認めたパンチェン・ラマ11世(行方不明のゲンドゥン・チューキ・ニマ)に会わせること、チベット族大学卒業生に仕事を与えることなどを要求。西寧から派遣された特別警察が約50人を拘束、その大部分は農民だったという。