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【記者ブログ】時系列:チベットとその周辺で今まで何がおこったか。3月31日〜4月8 福島香織 (5/5ページ)
■2日、カム(四川省甘孜チベット族自治州)巴塘県で、当局が巴曲●(=徳の心の上に一)寺で愛国主義教育運動を展開し、僧侶にダライ・ラマを批判し侮辱するよう要求。しかし、僧侶らの拒絶にあい、衝突が発生、巴曲●(=徳の心の上に一)寺の、堪布晋美多傑と、糾察師・益西ら5人の僧侶が逮捕された。
■4日,カム(四川省甘孜チベット族自治州)甘孜県東谷区で、当局軍警が僧侶と民衆の抗議を武力鎮圧した事件で、すでに死亡の確認がとれた8人以外に、さらに数人は発砲をうけて死亡していたことがわかった。27才の僧侶、桑丹(東谷寺の読経師、本名は図登桑丹)、30才の村民の普普●(=徳の心の上に一)勒、村民の珠竜措(女)、村民の丹羅(女)のほか、村民の次仁平措の息子の次仁頓珠、村民の措格の娘の格桑曲珍。名前の分からなかった2人の名前も分かった。次央吉(女,23才)と、僧侶の洛桑仁青だ。このほか、さらに数人いる。東谷寺の主持の次旺仁増(38才)、村民の索朗次仁、村民の次仁拉姆(女)。東谷寺は軍警察と工作チームの捜査をうけたとき、ダライ・ラマと寺院の上師の夏仲仁波切の写真を地面にうち捨てられ踏みつけられた。
■ 5日,当局の軍警が東谷寺を捜査したとき、寺院内の仏像、タンカなどおおくの貴重な文物が破壊された。東谷寺は甘孜チベット区の文物が最もよく保護された寺院だった。“民主改革“と文革のときも、地元の人たちが危険をかえりみず、大量の仏像やタンカを救い保護したのだった。今、中国共産党の第二次文化大革命のようなやり方で、これら多くの文物が危険にさらされている。チベット族をふくむ一般人は召集され、当地で流血事件を外界やメディアに漏らしてはならないと脅された。すべて、国営メディア新華社が発表した情報が基準とされ、もしそれ以外の情報を漏らした人がいれば違法として処分される。
■ このほか、アムド(青海省海南州)の青海師範専門学校の百人以上の学生が、最近構内で平和抗議活動デモを行った。当局軍警がデモのチベット族を射殺したことに対する抗議だった。また今回のチベット三区で発生した抗議事件で逮捕されたすべてのデモ参加チベット族の釈放を要求した。しかし、そのご大量の軍警が投入されて制圧された。目下、厳密な封鎖状況にある。
■最近、アムド(四川省アバ州)アバ県栄安郷でデモに参加した五人のチベット族が拘束された。5人はそれぞれ、:貢波才譲、擦木太、洛桑、南西、羅桑。もっか、監禁され、その身の安全などについてなんの情報もない。
■ネットユーザーの提供した情報によると、アムドの甘洛、果洛地区で、当地の公安当局が全ての拘束者にたいし一律2万元の罰金を徴収、貧困なチベット族家庭では、疑いなく泣き面に蜂の状況だ。
4月8日
■ラサではきょうは指名手配の発布はなかった。
■ 有る情報によれば、各当局機関、企業、居民委員会は、職員に登記表を渡し、各家庭の家族構成、行動などを逐一捜査しはじめている。ラサからはじまっている。ラサは各大寺院が依然封鎖され、信者にも開放されず、僧侶が外界と連絡をとることも禁止されている。
■旧市街のラムチュ寺付近、嗄瑪貢桑小区、バルコルなど依然大量の軍警が配備され、検問を実施。とくにラムチュ寺あたりは警戒が厳格である。周囲のチベット族商店はまだ営業を再開していない。多くの当局機関は臨時の軍営となり、庭に軍人と軍用車両が配備されている。容疑者捜査はまだつづいており、3月14日のデモに参加した一部のチベット族中学生が拘束され、ひどい場合、警察が写真を手に学校にいって学生を捕まえている。捕まえられた学生の父親がもし当局の職員だった場合は停職させられている。
■ おそらく、甘南(甘粛省甘南州)の警察が不足しているため、甘粛政法学院公安分院の学生まで、増援のために甘南共同軍警の勤務についている。選ばれた学生は三単元の授業が免除され、学費補助もでる。学生を送った教師が漏らした話によると、派出所の庭は捕まえられたチベット族でいっぱいだという。その他の情報は何も手に入らなかった。
<2008/04/25 19:56>
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