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【記者ブログ】時系列:チベットとその周辺で今まで何がおこったか。3月31日〜4月8 福島香織 (2/5ページ)

2008.4.27 01:56
このニュースのトピックスチベット

■ある情報によれば、最近、甘粛省甘南州卓尼県完莫郷の二つの寺院で、約40人の若い僧侶が逮捕された。香港フェニックステレビが、中国国務院新聞弁公室のきょう(4月3日)の午後のブリーフィングを放送した。四川省アバチベット族チャン族自治州アバ県で3月16日に打ち壊し略奪焼き討ち事件が発生した。四川省アバ自治州の副州長・蕭友才は、「当直の民間警察が法に従い武器を使った」ことを認めた。しかし軍警がチベット族に発砲し死者が出たことは否定。「もっか死傷者は確認されていない」とし、けがをしたものはすべて逃げてしまったという。チベット族が射殺された写真が流出したというが、その写真は偽造かもしれない、という。

4月4日

■最新の情報によれば、きのうカム(四川省甘孜藏族自治州)甘孜県で、悠久の歴史を誇る東谷寺が軍警と工作チームの捜査をうけた。すべての僧坊が捜査され、携帯電話を没収され、掲げられていたダライ・ラマとこの寺院の上師の夏珠仁波切の写真が地面にうち捨てられた。

■74才の老僧・次成丹増と26才のチベット族・次成平措は、この行為を阻止しようとして逮捕された。工作チームは、僧侶にダライ・ラマを侮蔑するよう要求、しかしある益西尼瑪とうい僧侶が、立ち上がって反対を叫び、このあと僧侶が続々と反対を表明。その夜、午後6時半、すべての僧侶が、寺院外の川辺で抗議デモを行い逮捕者を釈放するよう要求。地元民もデモに参加し、数百人が「ダライラマ万歳」「ダライラマをチベットに帰還させよ」「われわれは自由がほしい」と叫んだ。

■8時から9時までのあいだ、当局は県城から千人以上の軍警を動員してこのデモを武力鎮圧、8人が発砲を受けて死亡したいう証拠をすでに得ている。犠牲者:27才の僧侶・桑丹、30才の村民・普普●(=徳の心の上に一)勒、村民のツレン・プンツォクの息子、村民の措格の娘、村民の珠竜措(女)、村民の丹羅(女)、および名前のわからない2人。

■数人が負傷し、うち図登格勒というチベット族は重傷を負った。また2人の僧侶が銃弾を受け、一人は耳を撃たれ、一人は肩に被弾した。僧侶・次旺仁増を含む10人が行方不明だ。きょう早朝、遺体はすでにみあたらず、ただ大量の血痕がのこっていた。もっか寺は軍警に厳重に包囲されている。

■ チベット族・阿甚は、経験者として「チベット事件、アムド・アバ県の3・16事件の原因」という文章を発表、3月16日に、アムドのアバ県(四川省アバ州)でチベット族が抗議し、中国軍警に撃ち殺された事件を紹介している。その原因は、現地の当局者が、寺院の大経堂に中国国旗を掲げるよう強硬に要求したことという。寺院は政府機関ではなく、大経堂に中国国旗を掲げるのはふさわしくない。しかし、現地当局者は強硬にこれを行おうとし、僧侶の抵抗にあい、大量の軍警の配置と挑発がついにチベット族群衆の抗議決起にいたり、軍が発砲、多くのチベット族が虐殺された。

■3月27日、アバ県の格爾登寺の32才の僧侶、洛桑金巴は遺書をのこし、僧坊で首をつって自殺。遺書には、当局が指摘する寺の罪(抗議活動を指導組織した罪、中国軍警に銃殺された遺体を保存していた罪、外界に情報を漏らした罪)はすべて自分のせいであり、寺院とそのた僧侶は無関係であると書かれていた。また、彼の率いた平和抗議はすべて彼が責任を負うとの声明もあった。遺書の最後には「私は中国の圧迫のもとで生きていくことをのぞまない。一日どころか一分でも生きていたくない」とあり、署名があった。アバ県の果芒寺の75才の老僧は、弟子と一緒にチベット族の家庭を訪問するさい、路上で高速され、数日拘留されたああと釈放されたが、寺に戻ると自殺した。

■ 中国共産党ラサ市委員会副書記の王向明はメディアに対し、次のように語った。「もっかすでに1000人以上の暴動に参加者が逮捕され、あるいは自首してきた。関連の審理は5月1日前に行う」。メディアは、王向明の談話によって、当局の鎮圧行動にこれまでで最も完璧であったこと、今回の西部チベット地域の反政府抗議行動の規模と持続時間がこの20年来最も大きく長かったことを知った。

■ 中国共産党チベット自治区のトップ張慶黎書記は、4月2日のテレビでの講話で、鎮圧行動について、「参戦の部隊は勇敢で善戦した」「指揮に従い、人民に奉仕し、英雄善戦の兵士たち」と称えた。なにをもって「英雄」というか、どのようなものが「善戦」なのか、注目に値する。

■ チベット自治区公安庁は中国モバイルチベット分社を通じて、ラサのユーザーに携帯ショートメッセージを送った。:民衆が3・14事件の指名手配犯の手がかりを積極的に提供することを歓迎する。情報が正確であれば、2万元の奨励金を与え秘密保持を約束する。電話0891-6311189、6324422あるいは110番へ。

■ 第13号指名手配令が発布された。5人。すべて男性。これで指名手配チベット族は79人になった。

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