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北京 五輪に向け交通ルール改善キャンペーン開始
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【北京=川越一】北京五輪の開幕を8月に控えた北京市は26日、マナー向上キャンペーンの弟2弾として、交通マナーの改善運動を始めた。
中国の交通事故死者数は、マイカーの普及が進んだ2002年以降、年平均11万人で推移している。世界で最も交通事故死傷者が多い国という悪評が定着している。
車優先の中国では、走行する車の間を縫って歩行者が横断する姿は日常茶飯事。赤信号でも右折可能な交差点が多く、青信号で歩き出した歩行者が激しくクラクションを鳴らされるシーンも珍しくない。「道を渡るときは信号を見よう、横断歩道で車は道を譲ろう」の標語が示すように、基本的な交通マナーさえ浸透していないのが現実だ。
五輪期間中50万人と見込まれる海外からの観戦客の交通安全確保は北京市が抱える課題の1つ。キャンペーン初日の26日は、市内各所でボランティアや交通整理員が信号を無視する市民や車を監視。今後は市内の主要な交差点を中心に交通ルールの順守を呼び掛けていく予定だ。
北京市は昨年2月から、バスや地下鉄乗車時の「整列キャンペーン」を実施している。係員が常駐するバスの停留所では改善が見られるが、係員のいない地下鉄では状況に変化は見られない。人も車も多い北京だけに、交通マナーの改善も難航が予想されている。

