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【記者ブログ】チベット騒乱:燃え上がる愛国心の火は、次ぎはどこに引火する? 福島香織 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:チベット
■まだこのテーマでひっぱるのか、と思われるかもしれないが、またまたチベットネタです。中国では、このチベット問題が、愛国運動に転じている。こういう雰囲気、2005年の反日デモ以来かな。いや、それ以上に強烈かも?コメント欄に紹介されていたが、「五輪支持、チベット独立反対」を表明する「紅心china」運動、つまりMSNユーザーがハンドルネームのあとに?chinaをつけるキャンペーンに参加者数は18日現在、600万人をこえているそうだ。19日にはパリ、ロンドン、ベルリンで万人単位の華人によるデモが呼びかけられている。
■ただし、これはネット上の印象。実際に街行く北京庶民がみなチベット問題に関心があるかと、捕まえて聴くと、結構何も知らない人も多いのでギャップはある。ケンタッキーやカルフールが閑古鳥ないている、という様子も今のところない。ただ、ジャッキー・チェン氏やチャン・ツィイーさんら、華人スターが、軒並み五輪支持を表明。ジャッキーは「人権は中国だけの問題じゃない」と中国だけを非難する西側世論を批判。チャン・ツィイーさんは自分のブログで「なぜ西側メディアがチベットに声援を送るのか、中国が発展して、彼らと同等に振る舞うのを不快に思っているからか」といったコメントを書いていた。
■2人とも、中国のプラス・イメージを国際社会に浸透させるイメージ大使、中国のパブリックディプロマシーの華だから、そういう発言は当然なのだけれど、ジャッキーは確か、愛犬家として中国当局の犬虐待を非難していたんだよな、と思うと、ちょっと微妙な気分になった。いや、ジャッキーが私にとって永遠のヒーローであることは変わらないけれどね。