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【五輪の中国】第3部 聖火異変(1)主権けちらす「青い軍団」 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:五輪の中国
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青い軍団を中国メディアは「全能(万能)型部隊」と呼ぶ。2007年8月に国際ルート担当30人と国内担当40人で編成され、「半年から1年間にわたって訓練を積んできた」(北京五輪組織委)。毎日10キロの山道を走り込み、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語も簡単な会話ができる、という。
自国の選手団を警護するために、各国が軍人や警察官を五輪開催地に派遣した例は確かにある。01年9月の米中枢同時テロ以降、五輪がテロの標的になるとの懸念が広がった。04年アテネ五輪には日本の警察庁も初めて職員数人を派遣し、各国の治安当局と情報を交換し、競技会場や関連施設でテロ警戒にあたった。だが、ギリシャ政府は「選手団や代表団の警護はギリシャの治安当局だけが責任を負っている」(ブルガラキス公安相=当時)との立場を崩さなかった。
長野の聖火リレーはどうするか。警察庁は、北京五輪組織委が派遣する随行員の実力行使は認めない方針だ。問題は、「日本国内の警備は日本が行う」(警察庁警備局)とする国家主権を青い軍団が理解しているか、どうかである。
(ロンドン 木村正人、北京 川越一、古川有希)

