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【記者ブログ】蟄居解禁。 福島香織 (1/4ページ)

2008.4.10 02:13
このニュースのトピックス脅迫

■みなさま、お久しぶりです。しばらく、ブログ更新をお休みさせていただきました。前エントリーのコメントが250をこえていて、びっくりです。しかし、残念ながら中国からはアクセス禁止で、全部読めませんでした。たぶん一部コメントが、ワード検閲にひっかかるのでしょう。

■さて、当ブログの稚拙な表現がもとで、とある複数の方面の激しいお怒りを買うこととなり、産経新聞本社さまおよび中国総局のみなさまに、はなはだご迷惑をおかけいたしました。平に平にお詫びもうしあげます。

■私も、この種の筆禍は2度目(しかも半年もたたぬうち)なので、さすがに、もはやこれまで、と閉門蟄居にて、お上からのお沙汰をまっておりました。ブログお取りつぶしはもとより、北京所払い、遠島、あるいは切腹申しつけられるか、とそれなりの覚悟はして、辞世の句なども練っていました。

■が、先日、東京本社よりお沙汰が下りまして、なんとブログは継続、私もとりあえずはおとがめなし、言論の自由と産経発展のために、きりきり任務を全うせよ、とのお達しでした。おそらく産経以外の報道機関であれば、いまごろ、終生遠島は確実であったか、と。寛容なる本社の措置に深く感謝する次第です。

■しかしながら。中国総局存亡の危機、とまでいわれた事態をまねいたうえに、しかもセカンドチャンスならぬサードチャンスまでいただいた以上は、私としてもやはり慎重にならざるを得ません。今後は、誹謗、中傷と誤解されるかもしれない、風刺、諧謔、パロディ、会見のつっこみなどの類は控えることとなろうと思いますのでご了承くださいませ。読者の皆様からは、ひよる気かよ、このやろう、とご不満もありましょうが、もとより、常識も善悪の基準も法律も日本とはことなる国で特派員をやる以上は、こういった筆かげんも、求められるべき能力のうち、とのことです。また、私の取材に協力してくれる方々の安全は何ものにも代え難いものであるということもお含みください。

■その一方で、ブログ再開一発目に、そしらぬ顔で「北京のおいしいレストラン」情報を載せるというしらじらしいまねもできず、今もまだ継続中であるかもしれない民族弾圧と友人らが直面する危機をなんとか訴えていきたい、という気持ちを抑えることもできません。

■私がラサのチベット族の友人から断続的に聞く話では、デモはもうなくなったものの、4月3日時点でまだ夜間外出禁止令は継続中で、4月1日夜にその令を侵して外に出たチベット族の少年2人が軍の発砲をうけて死亡した、とのことです。北京では、そんな情報はいっこうにありませんので、「あなた、それは自分で確認したのか?ウワサなのか」と思わず問いただしました。友人は「確認した」と答えました。「ラサ市民の少年が外出するのにも理由はないし、軍がチベット族の少年に発砲するのにも理由はない」といいます。

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