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トリノ、長野…。過去にもあった聖火トラブル
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北京五輪の聖火リレーに対する抗議行動が相次いでいる。今回ほど大規模になるのは異例だが、「平和の祭典」の象徴が抗議にさらされたケースは過去にもあった。
近代五輪で聖火リレーが始まったのは、ナチス政権下で開かれた1936年のベルリン五輪。「古代と現代を聖なる火で結ぼう」との考えから、ギリシャのオリンピアからベルリンまで運ばれた。冬季では52年のオスロ五輪が最初。2004年のアテネ五輪では、初めて五大陸を巡った。
聖火リレーへの目立った抗議活動があったのは06年のトリノ五輪。反グローバル化を訴える団体や無政府主義者、地元のトンネル建設に反対するデモ隊などの抗議が続発。聖火リレーが足止めされたり、トーチが奪われるなどのトラブルに見舞われた。
モスクワ五輪(1980年)では、当時のソ連によるアフガニスタン侵攻に反発した多くの西側諸国が大会をボイコット。ただ聖火リレーに関して大規模な抗議活動は起こらなかった。
一方、ハプニングで聖火が消える事態が相次いだのが長野五輪(98年)だ。原因はトーチの構造上の問題などだった。五輪憲章は聖火を「国際オリンピック委員会の権限の下にオリンピアで点火される火」と規定。聖火リレーでは種火を伴走車で運び、トーチの火が消えた場合に対応している。

