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【地球をどうしますか 環境2008】中国、豪雪の問いかけ(下) (1/4ページ)
このニュースのトピックス:北京五輪
■長江開発との関係は?
せまい会議室で30人余りの記者たちが、劉洪濱・国家気候センター気候変動室主任を囲んで座り、真剣な目で討論に耳を傾けていた。
「どうして今年の豪雪は長江流域に集中しているのか。長江の開発、三峡ダムと関係ないのか? 2006年夏の流域の大干魃(かんばつ)も、開発と関係があるのではないか」
質問をしたのは、汪永晨さん(54)。中央人民ラジオの記者で、環境NGO(非政府組織)の「緑の家ボランティア」の世話人でもある。この集まりは「緑の記者サロン」と呼ばれる。汪さんを中心に15都市の環境記者が毎月1回顔をそろえては、勉強会を開いているのだ。この日のテーマは「雪害と気候変動」。劉氏がゲストだ。
汪さんは続けた。「外国のある研究機関は、三峡ダムと気候の関係についてリポートを出しています。三峡ダムの水蒸気が大気の環流に影響していると」。劉氏の答えはこうだった。
「われわれ専門家チームが研究した結果、三峡ダムの貯水後、局地的な気候への影響はあるとしても大きな範囲ではない、といえる。ただ、三峡ダムが本当に気候に影響するかしないか、今の科学では十分に証明できるだけの根拠はない」




