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【地球をどうしますか 環境2008】中国、豪雪の問いかけ(上) (1/4ページ)

2008.3.31 08:15
償朗村の陳文村長は、見るも無残な畑を呆然と眺めていた償朗村の陳文村長は、見るも無残な畑を呆然と眺めていた

 

甚大被害、温暖化が元凶?

 今年1月から2月にかけ、100年に1度ともいわれる豪雪が中国中南部を襲い、甚大な被害をもたらした。この異常気象の遠因が地球温暖化にあるのかどうか、専門家の間で議論の的となっている。

 人口の3割以上をミャオ族など少数民族が占める貴州省は、豪雪の最も深刻な被害を受けた地域のひとつだ。ミャオ族が住む黔東南州の償朗村。陳文村長(43)は、畑にしゃがみ込み途方にくれていた。村民は1200人。1人当たりの平均年収は1500元(1元=約15円)という貧しいこの村の農作物が、全滅したからだ。

 「1月3日から36日間、雪に閉ざされた。水道も電気も止まった。子供や老人が凍死しないよう、村人が必死で見回ったんだよ」

 同州農業局の楊洵氏は「2002年から冬の気温が微妙に上がり、06、07年の夏はひどい干魃(かんばつ)だった。だから作物を植える時期をずらし、品種も変えた。その直後の寒波と大雪だったからショックは大きい」と話す。

 同州の丹寨県では松や杉の林が壊滅した。雪の重さで折れた幹や枝は、すでに枯れている。その光景は、豪雪のすさまじさを物語っていた。

 「幹の直径が20センチになるまで松を育てるのに、20年かかる。苗木も全滅してしまった」と、県の郭沢貴副局長は苦渋の表情だ。

                  

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 中国では05年に、広東省と広西チワン族自治区で、100年ぶりといわれる大洪水が発生し、06年夏には、四川省・重慶を中心に大干魃に見舞われてもいる。

このニュースの写真

償朗村の陳文村長は、見るも無残な畑を呆然と眺めていた
丹寨県では送電用の鉄塔が倒れた(丹寨県供電局提供)
貴州省・丹寨県の松林。雪の重さで木々はことごとく折れていた
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