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【音楽の政治学】「私の中国の心」改革開放以後、中国人を感動させた初の香港の歌 (1/2ページ)

2008.3.22 12:57
このニュースのトピックス音楽の政治学
1997年6月、返還の「慶祝」の花火が香港の夜空を赤く染めた1997年6月、返還の「慶祝」の花火が香港の夜空を赤く染めた

 ♪山河は私の夢の中にあるが、祖国をすでに長年離れてしまった。しかし、どんなことがあっても、私の心は依然、中国の心だ

 40代以上の中国人と一緒にカラオケに行くと、最もよく歌われる曲の1つが、この「私の中国の心」だ。

 作詞は黄霑氏、作曲は王福齢氏。いずれも中国から香港に渡った音楽家である。1983年に香港で発表されたこの曲は、英領香港で生活する中国人が祖国を思う気持ちを表現している。夢の中に現れる「万里の長城、揚子江、黄河」などを懐かしみ、「自分の心は永遠に中国人だ」という内容だった。

 この曲を歌ったのは、時計製造工場の工員を務めながら歌手を目指していた27歳の張明敏氏だった。当時の香港では、広東語の歌が主流で、中国語の歌といえば、テレサ・テンなどの歌謡曲だった。「私の中国の心」はといえば、話題にもならず、ほとんど売れなかったという。

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1997年6月、返還の「慶祝」の花火が香港の夜空を赤く染めた
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