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チベット騒乱 新華社報道「西側メディアは人の不幸楽しむ」

2008.3.22 10:12
このニュースのトピックスカメラが捉えた瞬間
21日、中国チベット自治区ラサで、14日に起きた暴動により死亡した女性店員らの遺影に献花する人々。国営新華社通信が配信した(AP=共同)21日、中国チベット自治区ラサで、14日に起きた暴動により死亡した女性店員らの遺影に献花する人々。国営新華社通信が配信した(AP=共同)

 【北京=野口東秀】中国国営新華社通信は22日、チベット自治区ラサで起きた騒乱による市民の死者が13人から18人に増え、警察官1人の死亡も確認したと伝えた。市民の負傷者数も市民382人に拡大し、うち58人が重傷。治安当局側の負傷は241人で、うち23人が危篤状態という。また、当局に投降してきた人は183人となった。破壊行為などでの経済損失は日本円換算で約36億円以上としている。

 14日以降の一連の騒乱の死者数については、チベット亡命政府スポークスマンは、「甘粛省瑪曲県で射殺された19人を含め、少なくとも99人に達した」としており、当局側と大きく食い違っている。亡命政府のリンポチェ主席大臣は、「ラサ以外での死者は約150人との未確認情報がある」としている。

 新華社電は21日に配信した論評記事の中で、「公式発表を信用せず、人権団体と西側メディアは人の不幸を喜び、騒乱を楽しんでいる」と非難。「こうした暴動が彼らの国で起きたなら、中国ほど抑制された対応をしたのか」と指摘した。

 22日付中国共産党機関紙「人民日報」は論評記事を掲載、騒乱は「国内外のチベット独立勢力が計画したもの」で、「(チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世の)『ダライ集団』が綿密に陰謀、扇動した」とし、「一貫して標ぼうする『非暴力、平和対話』は徹頭徹尾のうそであり、『独立を求めない』という吹聴は正真正銘の欺(ぎ)瞞(まん)だ」と非難した。

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21日、中国チベット自治区ラサで、14日に起きた暴動により死亡した女性店員らの遺影に献花する人々。国営新華社通信が配信した(AP=共同)

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