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台湾総統選 投票始まる
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【台北=長谷川周人、高雄=田中靖人】台湾の次期総統を決める総統選挙の投票は、22日午前8時(日本時間同9時)、台湾本島と中国大陸沿岸の金門・馬祖島などの全域の投票所で始まった。投票は午後4時(同5時)に締め切られ、即日開票されて夜半には新総統が判明する。
今選挙は、独立志向の「台湾人意識」を強めて政権維持を目指す与党・民主進歩党の謝長廷元行政院長と、8年ぶりに与党への返り咲きに全力を注ぐ対中融和派の最大野党・中国国民党の馬英九前党主席の一騎打ち。
事前の世論調査では、民進党政権の執政8年に失望する有権者の不満を前に謝氏が苦しい戦いを強いられたのに対し、馬氏は中国市場との連携による経済振興策を提唱。対中投資規制の緩和や消費拡大などに期待が膨らみ、経済界から低所得者層まで、着実に支持層を広げたと伝えられる。
しかし、選挙戦終盤で中国で起きたチベット騒乱など予想外の争点が浮上。追い上げる謝氏に対し、馬氏は防戦に回り、情勢は予断を許さない。
一方、米中などが反発する中で同時実施された国連加盟を問う住民投票は、すでに国民党が事実上のボイコットを決めており、投票総数は過半数に達せず、不成立となる公算が大きい。
中央選挙委員会によると、有権者数は約1732万人。与野党が繰り広げた中傷合戦が招く有権者の政治離れなどから、投票率は80・28%だった前回総統選を下回るとみられる。大勢判明は早ければ午後8時(日本時間同9時)ごろとなる見通し。

