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中国の少数民族政策にほころび (1/2ページ)
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【北京=矢板明夫】今月中旬からチベット自治区などで発生した騒乱について中国当局は「チベット独立分子による仕業」と決め付け、厳しく批判している。中国はチベット族のほかにもウイグル族、モンゴル族など多くの少数民族を抱え、独立分離を求める勢力がここ数年活発な動きをみせてきた。漢族による支配を中心とした中国の少数民族政策は、大きなほころびを見せている。
中国外務省の劉建超報道官は17日の会見で、「中国の少数民族政策は世界で最も成功した政策だ」と豪語した。チベット騒乱は民族対立問題ではなく、一部の不穏分子による独立の企てという強調だ。
たしかに少数民族に対する優遇政策はある。一人っ子政策の制限を受けることなく2人まで子供を持つことができ、大学入試の合格ラインは漢族より低い。国家体育総局の蔡振華副総局長は昨年末、今夏に開かれる北京五輪の選手選考について「実力が同じなら少数民族を優先する」と表明した。