台湾の最大野党、中国国民党の総統候補、馬英九氏は17日、台北市内で海外メディアと会見し、「台湾はチベットでも、香港でもない。主権国家であって、中国に統治されたこともない」と述べ、当選しても「対等な関係」を前提に対中対話に臨む考えを確認した。質問は中国チベット自治区で起きた暴動問題に集中したが、馬氏は中国当局による武力鎮圧に「重大な懸念」を示しつつ、「ダライ・ラマとは違い、(中国が提唱する)『一国二制度』を拒否している」と述べ、馬氏の対中融和姿勢が「台湾のチベット化」を招くと批判する与党の指摘に反論した。(台北 長谷川周人)