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【五輪の中国】第2部 矛盾経済(4)構造転換 生みの苦しみ (1/3ページ)
このニュースのトピックス:五輪の中国
北京五輪を5カ月後に控え、中国経済の前途に“黄信号”が点灯し始めている。対応を誤れば「中華民族栄光の年」が苦難の始まりともなりかねない。
中国の不動産開発最大手、万科企業(本社・深セン市)がマンション販売価格の一斉値下げに踏み切り、大きな波紋を与えている。深セン、広州、上海、北京など主要8都市の同社物件を最大3割値下げするというから業界に及ぼす影響は甚大だ。
中国の不動産業は国内総生産(GDP)の5年連続2ケタ成長の波に乗って繁栄を謳歌(おうか)したが、昨年10月に曲がり角を迎えた。
住宅価格の急騰と供給増に政府の引き締め政策が重なり、「有価無市(値段が上がり過ぎて買い手がつかない)」状態に陥ったのだ。
万科の販売も今年1月は面積23万平方メートル、金額18・5億元(1元は約15円)と、ともに前月比7割も激減した。苦境打破を狙った万科の値下げの試みがどんな結果となるか、各界の大きな関心を集めている。