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チベット騒乱拡大 四川と青海の自治州でも (2/2ページ)

2008.3.17 00:07
このニュースのトピックスチベット
16日、中国甘粛省の甘南チベット族自治州で、整列する武装警官を見守るチベット人(AP)16日、中国甘粛省の甘南チベット族自治州で、整列する武装警官を見守るチベット人(AP)

 亡命政府によると、10日の抗議行動は平和的に行われていたが、軍が装甲車両とみられる車を投入。群衆に発砲したために混乱し、一部当局者は僧侶に変装してデモ隊の鎮圧にあたり、これがデモ隊を挑発し当局車両への放火などにつながったとしている。

         ◇

昭和40年にチベットから来日し、桐蔭横浜大学法学部教授でダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当の初代代表も務めたペマ・ギャルポさん(54)は、チベットでの騒乱について、「チベット人たちの安否が心配だ。中国はいつまでチベット人を傷つけるのか」と同朋たちが危険にさらされていることに怒りをあらわにしている。

 ペマさんは「チベットは歴史的にも文化的にも独立性が高く、これまで中国政府が抑圧的な態度で掌握しようとしたができなかった。今回もあくまでチベット側の暴動というようにしたいようだが、騒ぎが拡大したのは中国公安当局が挑発したのが原因」と引き金を引いたのは中国政府側との見方を示した。

 その上で「北京五輪が目前だが、中国政府が人権を尊重し、チベット人の権利を認めるまでは、国際社会にふさわしい国とはいえない」と話している。

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16日、中国中央テレビが放映した、暴動が起きたチベット自治区ラサの現場を巡回する武装した警察部隊(共同)
パリの駐仏中国大使館前で16日、約500人がチベット問題で抗議の声をあげた(ロイター)
中国チベット自治区ラサの暴動で、予定を変更して青海省西寧市に移動しバスに乗り込む日本の団体旅行客=16日(共同)
香港のテレビ局が報じた、16日、中国チベット自治区ラサで治安部隊員を運ぶトラック(AP)
「文化的虐殺」と非難するダライ・ラマ14世(AP)
16日、中国甘粛省の甘南チベット族自治州で、整列する武装警官を見守るチベット人(AP)
16日、インド北部ダラムサラのチベット仏教寺院本院で記者会見するダライ・ラマ十四世(共同)
16日、インド北部ダラムサラで記者会見に臨むチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ十四世(AP=共同)

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