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映像生々しく 鎮圧場面なく「暴動」の印象付け狙う?
このニュースのトピックス:アジア・オセアニア
【北京=野口東秀】中国国営の中央テレビは15日、昼と夜の定時ニュースでラサで発生した騒乱の映像を放映した。
国営メディアがこうした映像を国内向けに流すのは異例。ただ、映像は破壊行為ばかりで、武装警察部隊や警察当局による警告射撃や催涙弾発射など鎮圧場面はなく、装甲車両の映像さえない。抗議行動を「暴動」とみなし、鎮圧は正当であるとの印象を国内外に強める狙いがうかがえる。
僧侶を含む“暴徒”が中国銀行や商店などのシャッターをこじあけての略奪。集団による車の横転。僧侶らのバス停などの破壊。放火でのバイクの炎上で炎と黒煙があちこちで上がるもようなど、いずれも生々しい映像だ。アナウンサーは「暴徒が放火、略奪を繰り返した」「少数の者によるチベットの安定と調和を破壊する試みは必ずや失敗する」などと原稿を読み上げた。
チベット自治区政府のサイトも「(暴徒が)学校や病院、商店、住宅、政府機関や車両に放火し、罪のない市民を殺害した」と強調している。
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