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抗議活動は周到に準備されていた? 英紙分析

2008.3.15 19:40
このニュースのトピックスアジア・オセアニア

 【ロンドン=木村正人】中国チベット自治区で起きたデモが事前に組織されていたかは不明だが、1959年の「チベット動乱」から49年を迎えた10日以降、ラサやインド各地で一斉に展開された抗議活動は周到に準備されていたようだ。

 同自治区の人権、独立運動を支援する国際人権団体「フリー・チベット・キャンペーン」(本部・ロンドン)には10日以降、ラサなどでの抗議活動の様子がメールやブログで伝えられていた。

 広報担当のマット・フィッティケース氏は「チベット人にとって10日は独立運動が始まった重要な日」と解説。北京五輪が開かれる特別な年の特別な日に抗議活動が始まったことに注目する。

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は49周年に合わせ「恐怖、迫害、疑心に包まれ、チベットの抑圧状況は悪化している」と語っている。

 支援者のメールによると、ラサでは10日午後6時を機に僧侶らが警察官を取り囲むなどし抗議を開始。僧侶6〜7人が逮捕され、警官隊が出動するなど緊張した空気が流れた。インドでもこの日を境に、ダライ・ラマ14世の亡命政府があるヒマチャルプラデシュ州やニューデリーなどで抗議活動が広がった。

 英紙ガーディアンは「計画されたものかは明らかでないが、抗議活動の時期、横の広がり、大胆さから見ると、民主化運動が盛り上がった1989年より周到に計画されていることがうかがえる」と分析している。

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