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【五輪の中国】第2部 矛盾経済(1)高騰のちバブルの陰り (2/3ページ)
このニュースのトピックス:五輪の中国
なぜか。政府の投機抑制策によって、不動産バブルに陰りが見え始めたからだ。売れたのは今年1月が5戸、2月は3戸だけだった。
「五輪が近づくにつれ、景気はますます良くなると聞いていたのに…」と、女性営業スタッフはため息をついた。
給料は売り上げに応じた歩合制。この女性が2月に稼いだのは1000元余りで、昨秋のわずか約10分の1だ。今年に入り給料をまだ手にしていない同僚もいる。
「この仕事は化粧品代などいろいろとお金がかかる。このままだと、転職するしかない」
しかし、このマンションの販売会社は強気の姿勢を崩さず、価額を下げるつもりはなさそうだ。売り上げの落ち込みを「次の上昇気流に乗る前の中休み」とみる男性幹部はこう言った。
「夏の五輪を成功させれば、北京は国際大都市の仲間入りを果たす。東京やニューヨークなどと比べて地価はまだ半分以下なので、外国人投資家が五輪後、本格的に北京へ進出するに違いない」


