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【記者ブログ】食の安全学再び:真実とメンツの間にある問題 福島香織 (2/5ページ)
■あなたのブログは影響力があるから、軽はずみなことは言わないで、とまた企業の方から怒られちゃうかもしれないが、私は、正直、消費者の方がもたないのではないか、と思う。1カ月くらいたってから、企業の方は在庫の中国産冷凍食品を限定的「冷凍食品フェア」とかいって、3割増しくらいの値段で売ったら行列ができたりして。
■でメディアが、中国産冷凍食品解禁を訴える外食産業や輸出企業のロビー活動の様子を報じるのだ。そして、日本消費者、世論に答えるかたちで、中国側は満を持して中国冷凍食品輸出解禁へ。
■で「安全が確認された中国冷凍食品」と日本政府がお墨付きで中国産冷凍食品輸入再開となったとき、「中国産ギョーザ」の販売に長蛇行列ができて、試食しながら「ギョーザおいしいです!」という庶民の笑顔がワイドショーなんかで流れるわけだ。お帰り、中国ギョーザ、まってました中国ギョーザの見出しがメディアにあふれるかもね。
■このとき中国産冷凍食品が禁輸前より3割くらい高くなっていてもきっと、誰も気にしないかもよ。その冷凍食品がたとえ禁輸前から倉庫に眠っていた商品であっても?中国の対日食品輸出は、全体の輸出の6%前後で、冷凍食品に限ればもっと規模は小さいから、「そんなに打撃は大きくない」と、先日お会いした某当局者さまも強気の発言をしていたし、日本輸出企業も一時的には苦しんでも最終的にはハッピー?消費者は「私たちは、中国産冷凍食品なしに生きていけない」と、実感できて、中国様に感謝するようになり、対中感情も向上?で、禁輸を機会に多少なりとも、国内農業、国内食品加工業のステイタスが上がり、自給率がほんの0・1%でも上がれば、なおいいのかもしれない。
■すみません、妄想が過ぎました。
■結局、もう今の段階では、ポイントは事件の真相追究というより、お互いのメンツをかけた政治的駆け引きの戦いになってきている、ということだ。もちろん事件の決着は付けねばならないが、はっきりいって証拠不十分の法廷闘争みたいな様相?徹底的に勝負にでて日本は己の正義を貫く、というのもいいが、日本の裁判では疑わしきは被告人の有利に、だそうだから、正直、この“裁判”で日本が勝つのはかなり難しい。
日本が被害者なのに、なぜ勝てないのか、ということを、今後の同様の事件が発生したときのために、ちょこっと考えておこう。ちょっと、仮定や妄想がはいっています。
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