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【記者ブログ】食の安全学再び:まるで農薬カクテル? 福島香織 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:福島香織の北京特派員記者ブログ
■産品のすべてが輸出用。工場従業員は1200人でうち720人が大卒、専門学校卒の技術員でレベルはたかい、はず。日本農林水産省衛生注冊(登記)企業、つまり日本農水省お墨付きの企業だ。しかもISO9002品質システム認証を取得している。東京国際食品飲料博覧会(第24回、第25回)で高い評価をえて、味、香り、栄養の三拍子そろった、食肉、野菜加工製品、粉ものなどは海外でもひっぱりだこ。年間6000トン(1・1億元)の生産量をほこっているパーフェクトな食品加工企業、のはず。
■なのにどうして、ホレートが検出されたのか?しかも1・2ppmとはけっこうな濃度だ。中国でこのホレートは、まだ国内で生産みとめられている高毒性有機?農薬殺虫剤。ただし、国家としては野菜、果樹、茶樹、漢方薬草には使用するなと命令している。アスパラって野菜だから、本当はつかっちゃだめなんだよね。だが、じつのところ、中国の残留農薬問題の上位に必ず登場するから、みんな使っているんだろう。
■アスパラガスから検出されたホレートはどういう原因かまだわからないが、濃度やホレートの国内流通状況から考えると、残留農薬のような気もしないでもない。例のメタミドホスギョーザとは別個のケース?ホレートは粉剤で使うことが多く、固まって野菜表面上に残ることがあるそうだ。もし、残留農薬、ということだったら、ISOも、農林水産省お墨付きも、ポジティブリストも、いったいどういう意味があるのか、考えなおさないといけないね。
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