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【記者ブログ】食の安全学再び:日本政府調査団の説明きいてみる(2)続き 福島香織 (1/5ページ)
■共同:協議の中で、混入は日本側でおきているのではないか、という認識をうかがわせる中国側の発言はなかったのですか。
調査団:名指しで、日本で、という露骨な言い方はしていませんが、日本で入れられた、ということを心としては思っているような言い方をしたことは何回かありました。
■東京:関連で、メタミドホスの入手についてですが、日本側の報道では日本では入手は極めて困難で、中国では禁止はされているけれど、入手できますよ、ということですが、入手について、中国側はどのような認識をしめされているんですか。
調査団:河北省農業当局にききましたところ、メタミドホスは2004年から一部使用をのぞいて使用禁止、最終的に使えなくなったのは2007年。輸出を含めても08年から全面的に禁止が行われています。一部使用禁止が始まったころから、国としても回収、代替剤の措置という形で市場から引き上げるということをおこなっているので、簡単に入手できることはまず少なくなっていくと思います。07年から販売も禁止になっています。販売者に対しても研修会などを通じて、使用禁止を通知しています。入手できるということはない、と考えられます。
東京:今のご説明は、中国側がそのように説明したのですか。それとも、それを聞いた調査団がそういう判断で説明をされているのですか。
調査団:規制措置について、こちらから質問をして、中国当局からそういう説明がありました。
朝日:入手しにくい、というのは中国側の認識ですか。
調査団:それは私の感想です。販売が禁止されているので。現場の販売店は旧正月で休みなので、店頭は確認していませんが。
東京:私がうかがいたかったのは、法令とかで禁止されているということではなくて、中国ではヤミでいくらでも手に入ると、こういう話はままあるんですよ。そういう可能性について中国当局が言及したかどうか、ということをききたいんです。
調査団:ヤミに関しては、それこそ犯罪性のものなので、われわれが農薬の適正使用について調査する場面ではありませんので、こちらからも説明を求めませんでしたし、当局からも説明がありませんでした。
■福島:いろんな資料、データを要求されたようですが、先方からデータを拒否された資料、データというものがありましたら、具体的にどんなものかうかがえますか。
調査団:公安当局が押収しているようなデータは、当然渡せない、という説明がありました。
調査団:公安当局が押収しているも以外については、可能な限り提供すると約束されました。
記者:それはこちらから何を出してくれ、といって、何を断られたのですか、具体的に。
調査団:人事管理簿ですね。公安にもっていかれてしまっている、ということです。他には…。